2016年1月6日 by 4th

壁下地 (標準仕様)

今の一般的な壁下地は、縦方向の下地しか入っていないのがデフォだと思います。

 

■を柱に|を間柱として上から見るとこんな感じ↓

■|||■

 

わかりずらいですよね(笑)

(詳細はあとで 【 壁下地 胴縁(貫) 】 でネット検索するか、他の現場に見学に行って見比べててください♪)

 

私たちは、強度確保や振れ止めのためはもちろんのこと、仕上げ材の仕上がりを良くするためや柱の収縮による壁の割れなどを防いだりするためにも横方向にも下地を入れています。

 

とにかく『骨太に細かく』なんです♪(笑)

 

なので、建て方前の作業場での下準備は大忙しです。

柱や間柱を、胴縁・貫を通すために一本一本丁寧に切り欠いてます。

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今回は300丁くらいありました。

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シビれましたね~

でも、こういったひと手間ふた手間が少しづつ重なっていくことが、より良いお家をつくることに繋がっていくんですよね。

 

ちなみに、この胴縁・貫といった横方向に下地を入れるやり方も、柱や間柱の上面にそのまま張るか柱や間柱を切り欠いて柱の上面と揃えて張るかの方法に分かれます。

どちらも一長一短で専門書を読みあさってもの意見も分かれるところです。

私たちはお客様から指定の無い限りは、内部空間の確保や壁倍率など様々な観点から考慮して(多少手間はかかりますが)後者の方法を選択しています。